SSブログ

薬事法と医療の担い手として薬剤師 [薬剤師 求人]

薬事法の制定について

薬事法とは、医薬品及び医薬部外品、化粧品、医療用具に関連する規則のことです。

これら医薬品や医薬部外品、化粧品、医療用具の品質や有効性、安全性の確保し、医療上特に重要性の高い医薬品及び医療用具の研究開発・促進に不可欠な措置を講ずることによって、保険衛生の向上を図ることを目的とした法律です。

終戦によって、1948年には新『薬事法』の公布が行われ、日本薬剤師会は日本薬学会と合体し、会員の入退会が強制されることのない、社団法人として改組されることとなりました。

この時、名称を『日本薬剤師協会』と改めています。

1956年になると、医薬分業制度が法制化されたのですが、例外規定が多く付加されたことにより、医薬分業は定着に至っていません。

また、1960年には、再度薬剤師の身分法について、薬事法から分離されることとなり、薬事法及び薬剤師法の公布がなされました。

1974年になると、日本医師会は『5年後の医薬分業の実現』を方針として表明し、国会の承認の元、医薬分業制度の実現に向けて、ようやく第一歩を踏み出したのです。


医療の担い手としての薬剤師

1992年、平成4年になると、医療法の一部改正が行われ、医療の基本理念が明示されることとなり、医療機関の体系化が実施されました。

この改正によって、医療の担い手となる『医師、歯科医師、薬剤師、看護師』と、薬剤師が明記されています。

その後、1997年(平成9年)には、30年ぶりに薬剤師倫理規定(日本薬剤師会制定)が改訂されています。

2004年(平成16年)になると、薬剤師法及び学校教育法の改正が行われ、2006年、薬剤師養成を目的とする大学の薬学課程について、4年制から6年制に改定されています。

日本における薬剤師の歴史は100年以上にも遡りますが、現在の薬剤師のように活躍するフィールドが広がったのは、ごく最近のことなのです。

今日に至るまで、その業務内容が徐々に広がり、今では医療の担い手としての薬剤師の立場が確立されています。


薬剤師の担う役割について

現代では、薬を開発・製造するのは製薬会社です。

薬草の判別を行っていた頃の薬剤師とは異なり、薬剤師が直接薬を作ることは極めて珍しくなりました。

ですが、医療の進歩にともなって、情報提供及び薬害防止という新たな責務が加わります。

安全性を確保し、かつ有効性の高い、医療サービスへの貢献が要求されることとなったのです。

OKWave 薬剤師 求人情報
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。